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VII. おわりに・おまけ

5日間の講習お疲れ様でした。まずは目標課題を。

7.1. 目標課題:Sort Algorithm

以下のソースコードを読んで、次のコードの出力を考えてください。

cpp
#include <iostream>
#include <vector>

using namespace std;

int main() {
    vector<int> v = {1000, 400, 500, 130, -400, 50000, 100, 200};

    int n = v.size();

    for (int i=0; i < n-1; i++) {
        for (int j = n-1; i < j; j--) {
            if (v[j] < v[j-1]) {
                int tmp = v[j-1];
                v[j-1] = v[j];
                v[j] = tmp;
            }
        }
    }

    for (int i=0; i<n; i++) {
        cout << v[i] << endl;
    }
}

紙や iPad などを使いながら頑張ってみてください。

7.2. あとがき

講習中はアドリブで話してしまったのでテキストには何も残ってないですが、折角なので講習に話したこととは違うことを残しておきましょう。

まずは 5 日間お疲れ様でした。分量としては全 6 章、 21 節、45000 字、講習会の所要時間も講義部分で400分前後、演習含めて800分超の大長編の講習会となりました。 演習問題を含めれば総字数は 70000 字となります。 文字数で見れば文庫本が一冊作れる分量ですし、時間で見れば1単位が来ます。

講習中、初回に100人程度が参加していたのに対し、最終回まで対面で出席したのは40人前後でした。 プログラミングは理解していて環境構築だけしたくて初回講習に来ていた層が20人程度いたことを考慮すれば、講習会の完走率は50%前後というところでしょうか。

正直なところ、完走率は20%前後だと思っていました。ので、ここまで走り切ってくれたのは traP のメンバーとしてすごく嬉しいです。

このサークル traP は、どうしても周りには経験者の新入部員がたくさんいます。 僕もプログラミングを触り始めてから 8年目になります。しかしそれに物怖じしないでほしいと思っています。

皆さんが受けたこの講習会の内容は僕は半年かけて学んでいた訳で、これを2週間で走りきった時点ですでに学習速度が12倍違います。 「いや、理解があやふやなままだけど…」と思ってるかもしれませんが、僕も半年走りきったタイミングでは理解があやふやでした。自分で手を動かそうとすると意外と分からない。難しすぎます。

(人によっては何回も聞いてる話で申し訳ないですが、)1年このサークルで活動して実感したのは、やはり中高生より東工大生の方が圧倒的に成長速度が早いというこどです。 1年経ったら気づいたらゲームのプロジェクトを立てている人も居ます。ものすごいスピードでAtCoderのレートが上がった人もいます。 去年は同期に教える立場だった自分が、今は教わる立場になっていることもあります。 先輩の話をよく聞くと、実は大学に入ってからプログラミングを始めたという人もたくさんいます。

なので、「早くやらないと…」とか気負わず、あまり気にせずに自分の好きなペースで活動してくれれば良いなと思います。 もちろん急いでもいいですし、ときには寝るのも忘れるくらい熱中するかもしれませんが、健康は大切にしてほしいです。体は思ってたよりすぐに壊れます。これは僕からのアドバイスです。

最後に、少しむずかしい要求をしますが、ぜひ traP で活動・勉強しながらも自分で何か一つ作ってみてください。これはどんなに小さなものでも良いです。ウェブサイト・ゲームに限った話でもないです。 実用的じゃなくても、結果的に面白くなくても、自分で一つ作るというのは良い経験になります。先輩や友達を巻き込んでもよいです。

個人的に、自分よりもすごいプログラマーを無限人育てたいという野望があるので、ぜひ(僕のためにも!)今後も勉強・創作活動を続けてくれると嬉しいです。