環境構築 Windows
Step 1: Install WSL
https://apps.microsoft.com/detail/9N0DX20HK701?hl=ja-jp&gl=JP&ocid=pdpshare で Windows Terminal をインストール(既にインストールされていれば飛ばしてOKです)
アプリ検索の画面で、
Terminalと入力し 「管理者として実行」
wsl --install -d Ubuntuと入力して、エンターキーを押す。
TA向け
WSL インストールトラブルシューティング https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/troubleshooting
wsl --install に失敗した際の手動インストールマニュアル (Windowsバージョンの要件なども書いてあります) https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-manual
TA向け
極稀に、BIOS で virtualization 設定が切られている為に WSL がインストールできない事があります(Please enable the Virtual Machine Platform Windows feature and ensure virtualization is enabled in the BIOS. と表示されます) この場合は BIOS に入って、 Advanced -> Virtualization の順で有効化してください。
- Ubuntu のアカウント設定
- ターミナルの下部に
Enter new UNIX username:と表示されていなければwsl -d Ubuntuと入力してエンターキーを押す。- それでも
Enter new UNIX usernameが表示されない場合(例えば「ディストリビューションが見つからない」という内容のエラーが表示される場合)は、インストールが失敗している可能性があるので Step 1 の 1. からやり直してみる(これでも上手くいかない場合は TA を呼んでください)
- それでも
Enter new UNIX username:が表示されるので、半角英数小文字 でユーザーネームを入れる。(takeとかtakemuraとかryugoとか短い方が良い。フォルダの名前になります)New Password:WSL 内で使いたいパスワードを入力。何も表示されませんが入力されています。入力できたら エンターキーを押す。Retype New password:もう一度入力。
- ターミナルの下部に

ウィンドウを閉じる
スタートから Windows Terminal を起動
Ctrl+,で設定画面を開く「規定のプロファイル」を「Ubuntu」に変更(複数あるならどれでも良い)

「保存」ボタンを押す
Windows Terminal を閉じて、もう一度開く
traQ の tasks チャンネルで :wsl: スタンプを押す
Step 2: Install Clang
WSL上で
sudo apt updateパスワードを求められるので、WSLで設定したパスワードを入力
WSL上で
sudo apt install clang zip curl -yを実行するclang --versionで clang のバージョンが表示されれば成功- traQ の tasks チャンネルで :cpp: を押す
Step 3: VSCode Install & Init
https://code.visualstudio.com/download から VSCode をインストール
起動後、
Ctrl+Shift+Xを押すJapaneseと入力し、Japanese Language Pack for Visual Studio Codeをインストール。
VSCode の右下「Change Language and Restart」を押してインストール。
もう一度、
Ctrl+Shift+Xを押すWSLを入力し、WSLをインストール
Ctrl+,を押して、出てきた画面に「Auto Save」と入力「Files: Auto Save」の項目を探して、「afterDelay」に変更する

ターミナルで
code hello.txtを入力し、VSCode が起動できたら成功!
TIP
VSCode が起動しない場合は、一度ターミナルを閉じて開きなおしてからコマンドを再度実行してみてください。
- traQ の tasks チャンネルで :vscode: スタンプを押す
Step 4: 拡張機能の設定
VSCodeの 画面で
Ctrl+Shift+X「C++」と入力し、「C/C++ Extenstion Pack」の拡張機能を追加
Code Runnerと入力して、「Code Runner」拡張機能を追加Ctrl+,で設定を開く。下記画像の赤丸で囲んだ部分を押してsettings.jsonを開く。
もし
"cpp":で始まる行がなければ、一番最後の行の1つ前の行(}の前!)に次のコードを追加する。その前の行に,がなかったら追加する。
"code-runner.executorMap": {
"cpp": "cd $dir && clang++ -std=c++17 $fileName -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt",
},
TIP
もしすでに"cpp": で始まる行があった場合、以下のようにg++ を clang++ に置き換える。
- "cpp": "cd $dir && g++ $fileName -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt",
+ "cpp": "cd $dir && clang++ -std=c++17 $fileName -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt","code-runner.executorMap": {の行の前に"code-runner.runInTerminal": true,を書く(コピペ推奨!!)編集画面に赤い波線が出ていないことを確認する。出ている場合は入力にミスがある可能性が高いので、もう一度確認してみる。 (それでも解決しない場合はTAを呼んでください)
こんな感じになっていれば OK

WSL を開き、
code main.cppと入力する次のように書く(コピペでも OK )
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
cout << "Hello, World!" << endl;
}- 画像の赤丸で実行してみる。下側の画面に
Hello, World!が出れば成功!
TIP
三角のボタンが表示されない場合、ウィンドウの左下に「制限モード」と表示されていないか確認してみてください。
表示されている場合にはそこをクリックして、その先の画面で「信頼する」をクリックしてください。 (画像の赤枠部分)

TIP
ボタンを押してもうまくいかない場合は、代わりに三角の隣の v を押して、「Run Code」を押してみてください!

traQ の tasks チャンネルで :done: スタンプを押す
環境構築はこれで完了です!お疲れ様でした。 :blob_pyon: